脱サラ、未経験から整体院を開業して失敗しない16個のパターン その5

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専門知識を学ぶ

リラクゼーションセラピストであるAさんは、勤め先の温浴施設で、お客様に付いていない時間帯は、解剖生理学の本を読んでいることが多く、勉強に余念がありません。

しかも、Aさんはそこに一工夫ニ工夫加えることのできる優れものです。本から得た知識を机上の空論に留めず、仲間のセラピストに体を借りて、その得た知識をもとに自分なりに応用を効かせて、練習に励んでいるのです。
そして、理論と実践が合致していることを確認した上で、お客さんに提供するという順序を踏んでいるのです。

このように、座学や理論というのは、実践で活かせた時に意味を持ってくるのです。

かたやBさんの例を取ってみると、Bさんは、専門知識に長け、その頭の中には、解剖整理の内容が学者ばりにあるのです。ですが、、、、テクニックとなると、的が外れているというか、筋肉も筋膜もまともに捕らえることができない状況です。
それでいて、論理的に納得できないと、どこまでも追求して、妥協することを知りません。

これは、明らかに偏った状態です。仮に患者さんに対して、学者ばりの詳しい説明ができたとしても、施術技術がそれに伴うものでなければ、患者さんは、絶対に納得してくれません。

現在、Aさんはリラクゼーションから転身を果たし、1整体師として自院を開業して、集客もリピートもしっかり取っています。

片やBさんは、整骨院でスタッフとして働いてはいるものの、お客さんが付かず、冴えない生活を余儀なくされています。

このように、同じように専門知識を身に付けているもの同士でも、先を見通す力や、全体像を把握しているAさんと、あくまでも自分本位に徹しているBさんとでは、天と地ほどの差が現れてしまうのです。

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