脱サラ、未経験から整体院を開業して失敗しない16個のパターン その6

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師匠を作る

ゴルフにしても、野球にしても、その業界で1馬身リードしている人は、必ずと言っていいほど「師匠」を持っています。
私が思う理想の師匠像は、現役もしくは現役時代にキッチリ「数字」を残している人です。スポーツのテレビ番組や、報道ステーションなどで、もっともらしい事を言っているジャーナリストなどがいますが、彼らは、頭の知識のみで報道しているのであって、決して実績を積んでいるわけではありません。現場の経験なくして、物事の本質を掴むことは不可能なので、やはり師匠を見つけたいのであれば、現場で叩き上げられた経験を持つ人を探すべきです。

Aさんは、整体業界で成功したいという志を強く持っています。彼は、何としても自分の核となるテクニックを持ちたいと熱望しており、ネットでいろんな整体院を検索して、院長のプロフィールを見たり、お店のコンセプトなどをチェックして、そこに自分の未来像を重ねていました。

そして、ついに自分にマッチした整体院を探し出しました。そこの院長は、整体スクールも展開していたので一石二鳥でした。そして、そのスクールの門徒を叩き、基礎から段階を経て、その師匠の持っている技術や知識を徹底的に吸収することに努めました。

一方、Bさんは、Aさんと同じようにネットでいろんな整体院やスクールを探していたのですが、こちらはAさんのような志は持っておらず、とにかく手当たり次第セミナーに行ったりDVDを購入しまくりました。
いろんなテクニックを学んでいるので、何となく幅広くいろんな患者さんに対応できているのですが、テクニックにも発する言葉にも深みがありません。

私たち業界では、Bさんのような先生を「テクニック難民」または「セミナーオタク」と呼んでいます。

Aさんのように、1人の師匠から教えを請うことも、段階的に深めていけば、基本を身につけるまでに最低1年、応用力を付け、自立できるレベルまで行くには3年以上かかります。

是非、これから整体を習いたいという方や、経験者で自分の核となる技術を身に付けたいと望んでいる方は、どうぞ、これぞ!という師匠をじっくり見つけて、最低でもその方の下で3年は修行してください。

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