テーマを持つ
Aさんは、自分が通っている整体スクールで習ったテクニックと理論を駆使して、治療の組み立てを行っています。
Aさんの治療体系は、「筋膜の癒着解除」がメインで、その形態を崩すことなく治療を組み立てています。
Aさんが通っている整体スクールでは、筋肉や関節といった運動器は、筋膜に包まれ、保護され機能も維持されていると指導しています。
つまり、筋膜が歪んだり癒着することで、筋肉や関節の機能が低下することを解いていて、その筋膜を調整することを根底にいれたテクニックをメインとしているのです。
Aさんは、この基本体系に忠実に施術をして、お客さんを確保しています。
片やBさんは、関節お調整するテクニックを習っていたと思いきや、半月も経つと、
神経にアプローチするテクニックを別のセミナー講師の下に習いに行っています。
そして、それをお客さんに使い、効果がでようがでまいが、また次のテクニックを求め、彷徨い続けています。
Aさんは、一つの核となる技術を軸として、施術を展開しているのだが、Bさんは、自分の気分を優先して、思うがままに行動していることが分かると思います。
結果的にAさんのお店の方が繁盛しているのですが、この差が何かお気付きでしょうか?
やはり、一貫性があるところには、安定した結果がでやすく、底の浅い技術は、一定した結果は望めないのです。
そして、この2人の決定的な違いは、ソフトの部分ではないかという気がします。
普段のお客さんに対しての接し方もその姿勢の相違がはっきりでていると想像できませんか?