ストイックなところがある
日本人はストイックという言葉を褒め言葉というより、どちらかというと「変人」のように使う傾向があります。
ストイックなところがある人って、融通が効かずなあなあで済ませない完璧主義者のように思われ敬遠される傾向がありますよね。仕事にはストイックなところも必要ですが、仕事は人と関わることですからほどほどにしないとですよね。でも、仕事以外にストイックなことを持つことは非常に大切です。
当協会でサポート開業を果たしたAさんはトレイルランニングのスペシャリストです。何十キロも山の中を走り回るその体力、しかも趣味の領域を飛び越えて、上位入賞の常連。
そんな体を作り上げたのはほぼ毎朝の数キロにも及ぶトレーニング。暑かろうが雪が降っていようが山の中で起きる出来事を考えれば、そんなことは蚊に刺される程度にしか思っていないのでしょう。
そんなストイックなところ、つまり人とは違った世界を持っている人はそれが武器になる。
ということでAさんはトレラン愛好者を集められる整体院を作ることができたのです。
ゴルフが好きだとか、ゴルファーはお金を持っているから儲かると言った中途半端な考えで作るお店ではなく、トレランをストイックなほど愛しているからできた、トレラン愛好者の問題解決ができる整体院なのです。
このようにストイックさを持つ人間は、もともと強いからストイックになれたわけではないのです。楽しくて、楽しくて仕方がなくて、それを極めるために人より何十倍も努力したからストイックになれたのです。だからそこまで登り詰めた苦労は、同じ境地を持つ人間に共感され、頼られる人となっていくのです。
このストイックさを作り出したものは、続ける力、集中力、計画性など成功するために必要なことだらけです。何かストイックなところがある人は必ず成功するのです。